9月上旬から随時各地にて滞在しながら、地域のリサーチや地域住民との交流を重ねながら滞在制作を行ない、おおよそ1ヶ月を過ぎました。
10月19日より順次、アーティストによる滞在制作の成果報告となるイベント等が開催されます。
ぜひ足をお運びいただけたら幸いです。
【室蘭市】
葛谷 允宏 [現代美術] 9月8日より室蘭入り
◇「すなっく マキシマム」
日時:10月19日(土)~27日(日)18:00-22:00
場所:雑貨ミニマム(室蘭市中央町2丁目8)
“スナック”という形態を地域のさまざまな人たちをつなぐコミュニケーションスペースであり、“ママ”
はタウンコミュニケーターと定義し、スナック形式のコミュニケーションの場を立ち上げます。
【白老町】
氷見 房子 [音楽・パフォーマンス] 9月22日より白老入り
◇ライブパフォーマンス&展示「積層する空、虹の媒介者」
ライブパフォーマンス/10月20日(日) 19:00-20:30(開場18:30)
展示/10月21日(月)、22日(火) 10:00-19:00
場所:青峯山 観音寺(白老町虎杖浜282)
おおよそ1ヶ月間の滞在中、白老の海・山・川を舞台に、ダンス、描画、演奏と自身が持ちうる表現方法の全てを使って土地のことを考えてきたことの集大成となるライブパフォーマンスを実施。また、そ
の制作プロセスの展示も行います。
田中彰個展「標高と水深」オープニングパーティー ライブパフォーマンス
10月19日(土) 14:00-15:30 場所:brew gallery(白老町大町3丁目4-11)
【苫小牧市】
小槇 ひなこ [イラストレーション] 週末ごとに苫小牧にて滞在制作
展示「阿吽の命」
10月20日(日) 14:00-18:00 「村フェス2024 in 正光寺」 場所:正光寺(苫小牧市高砂町2丁目3-21)
10月21日(月) 〜 12月末予定 常設展示 場所:Tomakomai Hub(苫小牧市大町1丁目)
地上に生きる動物たちの命のはじまりと終わり(阿と吽)を表現した作品を公開します。6mの布に、苫小牧に棲む動物たちを繊細に描画しています。イベントでの展示と合わせて、常設展示も行います。
※登別担当アーティストの田中彰 氏は、10月末〜11月の滞在制作を予定しています。
滞在制作の様子
各地域それぞれのスタイルで、作家がさまざまな人と関わりながら滞在制作を進めてきました。また、本プロジェクトの重要なポイントである、地域プレイヤー同士、アーティスト同士のつながりや連携なども、日々更新されるLINE WORKSでの情報共有や、定期的に開催している報告会、双方のイベントへの参加などで新しいつながりをつくっていく工夫を重ねています。
これから遅れてスタートする登別でのレジデンス、またそれぞれがこのプロジェクトを通して感じたり気づいたことを丁寧に整理しながら、プロジェクトの意義を深めていきたいと考えています。